僕が想像していた未来

子供の時からの性格なんだろうが、僕は未来を子供の時から想像していた。

子供の時は夢を見るように、いろんな未来を想像していた。

ただ、僕が想像した未来が現実となった事などなかった。
ただただ、叶えられない未来を想像の中だけで、楽しんでいたのだろう。

想像の未来は、時にはあり得ない職業になったり、時にはとても身近なところでだったり。
たとえ、普段日常の出来事を少し味付けして未来を想像したとしても、それは単なる想像の域を出る事などない。

以前勤めていた会社で、こんな想像をした事があった。
僕が入社した時、上司はほぼ年上の女性だった。
僕より年下の人もいたが、所詮会社。後から入ってきたものは、下であり、後輩である。

数年たち、僕が異動になった部署でも、やはり多くが女性だった。
いつしか僕は女性に使われたくないと思うようになっていたのだ。
だが、信頼できる男性の上司もいなくて、僕は一人彷徨っていたのだ。

いつか、僕が上に立ち、僕を慕う者で仕事が出来れば、どれだけ幸せなのだろうかと、そんな事を想像していた。

以前勤めていた会社で、想像通りになりかけた事は何度かあった。
だが、中途半端だったり、思い通りに行かなかったり、邪魔が入ったり。
やはり、今まで通り、僕の想像した未来は、想像でしかないのだろうとそう思っていた。

そう思っていたから、僕は諦めてしまったのだ。

想像した未来を諦めれば、それはただの空想。オタクな領域だ。

なぜ、今僕は頑張るのだろうか?
なぜに、こんなにも全てを賭けているのだろうか?

それは、初めて想像した未来が現実になった事にほかならない。

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