去り方

この一年、僕は会社を経営し、多くの人と会って来た。
以前から知っていた人もいれば、設立してから出会った人もいるし、何度も会う人もいる。

僕がこの一年で一番感じた事は、人との関わり方が特に重要なのだと。
出会い方、接し方、付き合い方。
人との繋がりは大切である。

そんな中、去り方も重要だと感じている。
依頼の仕事が完了する事もある。
契約が終わる事もある。
退職する事もあれば、異動する事もあるだろう。
プライベートに関してみれば、故郷から出てくる事もあれば、恋人と別れる事もあるだろう。

そのような離れ去る事。
去り方が重要だと思う。
その場所から去っても縁が切れずに、その後も付き合っていく人もいるだろう。
その人から去っても縁が切れずに、いづれまた会う事もあるだろう。

去り方に失敗すると二度とその人生の中では取り戻したくても取り戻せない事はある。

失敗するとは、喧嘩や憎悪感、不信感、人として最低限の行いを欠いた事である。義であり、道徳である。

家族、子供、恋人、上司、部下、知り合い、恩師、隣人など関係なく、固有の人間同士の付き合い方や絆である。

人生は80年。
限られた時の中で、取り戻せない事はしたくないものだ。
だから、まずは去り方を気をつけよう。
決別などあってはいけないものだ。

ただ、僕が気をつけると言っても、相手の去り方や接し方、もしくは対応が失敗して、義に反する場合は話にならない。

それはその人に僕が助言する事はない。
その人の人生だからだ。
僕への間違った去り方や誤った接し方をして義に反したのであれば、その人の人生の選択どおり、僕とは「THE END」である。

僕は人生の選択に間違いを起こしたくない。
例え、もう二度と会う事がなく去ったとしても。

僕は、仁義なき者には絶対にならない。

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