僕の立場

雇われ社員から社長へ、それは相当立場も周りも変わる。
僕の考えも、僕の未来も、全てが変わってしまった。
社員でいたなら、与えられた事だけをやっていれば何とかなっていた。
不況だ不況だと言っていても、最低限の賃金はもらえるだろう。

そんなに高望みしなければ普通よりも少し足りない生活が約束されている。
それに別にこの日本の今の状態を見ていたり、その前から言われていた定収入所得者など
僕らは比べればまだましなほうだ。

だけど、いい生活、欲しいものを買える喜び、その生活を望んでいた僕は、このままなんて我慢できなかった。
それに、僕の築いてきた場所が壊されていくのが何より辛かったのだ。

社長になって、やっとわかった事がある。
会社のために、前会社の経営者はやっていたことだと。 多少の犠牲は仕方がない。そうでないと保たないから。
いろいろかかる金額や、必要な経費、それに会社を守るために行っている数々の事。
4ヶ月やっただけで、やること多すぎで、他にも見ないといけないことが多くて、考えが追いつかない。

今までは、僕がいた部署だけを見ていたから、その場所を守る。それだけを行っていればよかったのだが。

今は見てられない。一人でやるのに限界はあるだろう。まだまだ大丈夫だが、絶対に限界がくるだろう。

保守的になっては僕は、会社は、終わってしまう。
前向きに挑戦し、進んでいく気持ちや考えがなければ、昔と変わらないじゃないか。
そのジレンマと未だ見つからない将来の答えや課題と
誰がその答えを教えてくれる事はなく孤独に日々過ごしている中、

僕と周りの温度の誤差が、もっと僕を変えていっているのだろうか。
何と思われてもこれが僕が決めた道。
周りが折れても、僕は折れる事は出来ないのだ。

僕を理解してくれる人は本当にいるのだろうか。この今の僕自身を。

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