去り際の美学

人は去る時に、その人の本性が出る。
だから普通は気づかない。

初めて会う時は緊張するし、自分を良く見せようと無理をする。
そんなプレッシャーで失敗はするし、印象は悪くなるかもしれない。

でも、しばらく同じ時間を過ごしていると多少共通点や突破口を見つけやすくなる。
それにはかなりの努力が必要なので、無い人は折れてしまうだろう。
そして、その場を後にする時に、当たり障りなく、また会いたいと思えるように去ってゆく。
それはマナーであり、常識である。

どんなにゴタゴタになっても、去り際だけは上手く立ち振る舞わないと人生の汚点になる。
その場にいるのは最終的に自身の判断であり人生での責任はある。
何かあって去る時は、選んだ選択に責任を持たなければならない。
そうでなければ、その者は絶対に日の目を見ない。

仁徳や信頼のなに一つ無き、空っぽだからだ。

どんな場所であっても、どんな相手であっても、自身が選択した結果だ。
だから、去り際は責任を持たなければならない。

だから、去り際を見ればわかる。
その人の本性が、本質が。
僕は無能な精神にはなりたくない。
去り際は綺麗でなければ、必ず自分に還って来る。

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