信頼すべき者

以前僕は、11人の信頼した人を題材に別のブログで書いていた事があった。
信頼できるとは、僕こそが嘘をつかずに本心を話せる人物。
そして、その人物が発する言動を受け止めて、信じる事。

そのブログで僕は一方的に信頼できる人を選んでいた。
僕が信頼できると思ったからこそ、包み隠さず僕自身を話したのだ。
話が出来た人を「信頼すべき者」・・・僕はそう心に刻んでいた。

時が経ち、立場も変わり、僕も居場所が変わってしまい、そして僕を支えていたものも消えていったりと、当時の僕の想いを遙かに超える出来事がこの5年間に訪れていた。
結局は、上辺だと分かるものもあった。
結局は、無理矢理に僕が思い込んだというものもあった。
結局は、僕だけの信頼で終わったものもあった。

僕は一人でとても寂しかった。僕をわかってもらいたい人がとても欲しかったのだ。
僕を理解してくれる人を。

信頼すべき者、今はそんなに多くはない。
もちろん、11人の後にまだ一人として出てきてはいない。
そして、信頼すべき者は11人もいない。

「信頼すべき者」僕を理解し、僕が理解する者。
間違った信頼は、社長となった僕には不要なものなのだ。

 

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救える手

昔は僕は信頼できる人物だと思っていた。
だが、今はそうは思えない。
同じ立場になったからか、同じような事をやっているからだろうか。

もともと、その人物に僕は一度負けている。
自分の愚かさや、自分の弱さと自分の未熟さに負けたのだ。
だからだろうか、無性にその人物を信頼し、その人物と親しくなろうとした。
僕の過ちの代償として。

その人物はきっと本来自由な考えの持ち主で、別に悪気があっての事ではないのだろう。
それが自然で、己の考え方を持ち、今まで生きてきたのだろう。
僕もそうだった。同じように自由に生き、自然に振る舞い、あたかも優れているかのように生きてきた。

だから必然的に衝突したのだろう。
ただ、無責任さや自我が僕には我慢ができなかったのだ。
その後和解したが、一連の出来事を無かったことのようにしたかったため、僕は信頼できる人物とした。
それは間違いだったのかもしれない。
完全には許していなかった事に気づいたのだ。それは、独立前から気づいていたんだ。

だから距離を置こうと思った。だから知らないふりをしていたかった。

そんな僕を救える手は、勝つことだ。
そしたらこの僕の葛藤は終わる。
僕は負けて、終わりたくないから。

 

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信頼

社長という職業は難しいと改めて思う。
会社を守る事が全てで、会社には社員も含まれていて、その人たちの人生もその人たちへの責任もそう僕にかかっているのだ。

危うく信頼を失うところだった。
何気に頼まれた仕事は、僕らに足りない営業の知識を使わず、報酬という形で依頼された仕事。
僕を含め皆制作出身だから営業経験がない。だから、紹介し話を通してくれるのはとてもありがたい。
最初から話が通っているものだと思っていた。そう話を聞いていたからだ。
だが実際は、支払いや金額など最初に聞いていたのと全然ちがったのだ。

クライアントが不服に思う事は僕らの願いではない。
初めてのクライアンとは、売上よりもしろ僕は信頼を築きたいと思っている。
なのに、その仕事で信頼を失うところだった。

もっと慎重に事をなさなかった僕が一番悪いのだろう。
いい勉強になった。
僕は二度と今回のような甘い仕事は受ける事はないだろう。

社長をやってわかった事、今まででは知り得なかった事が山のようにある。
いい勉強をさせてもらっている。
上へと進むには甘い話には気をつけろ。
自らの信頼を失くし、汚す事になる前に。

どの仕事も、どんな人でも僕は同じ。まずは信頼が一番。僕が一番大切にしている言葉である。

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クリエイト

前会社に在籍していた時、僕の仕事は広告のデザインだった。
ずっと雑誌の広告を取り扱い、デザインをする事もあれば、データを指定のフォーマットに変換する事もあり、毎日同じ事を繰り返していた。
その後、WEB関連の仕事を行うようになり、僕は全く違うデザインの感覚を得た。

広告は、印刷物でデザインに限りがあった。
まだ当時はPDFもなく、紙のみのデザインを行っていて、雑誌広告デザインという作り方はほどんと何処も同じような作りだった。

だが、WEB制作は違う。データから紙、紙からデータ。システム構築もあれば、ユーザーサイドスクリプト、サーバーサイドスクリプト 。XHTML、CSS、Flash、それに音声や動画など様々なフォーマットがあり、PC用だけでなく、携帯やスマートフォンやその他のメディアを取り扱っている。

今では、素人がソフトウェアを使い、簡単にWEBサイトを作る事もできるし、無料のスクリプトやシステムも配布されている。

だが、僕は僕自身が書いたコードで制作をする事に誇りをもっている。
WEBサイトもWEBシステムも、携帯アプリケーションも僕は自分の手で作り上げてゆく。
それは、どんな勉強よりも 自分自身を成長させてくれる。
どんなものより僕をゴールへと導いてくれる。

僕はどんな小さな依頼や作業でも手を抜かずに行うと決めている。
どんな小さい事でもそれは僕の作品になるから。
その作品が多くなっていくほど、僕のスキルは成長し、信頼を得られると思っている。

だから僕はいつもいつの日も成長し続けなければならないのだ。

僕はあきらめて止まっている人たちを多く見てきた。
それはそれで幸せだろうが、僕はそんな彼らに同意はしない。
あきらめた時点で成長が止まり、その人も止まる。
その人物を形作るものは何もかもなくなっているだろう。
僕は死ぬまで、この世から目を閉じる時まで、歩き続けていきたい。
これが僕の思想。わからない人にはわかってもらわなくてもいい。

僕のモットーはあきらめずに頑張る事。
そして勝利を手にすること。
せっかくの一度の人生。勝負したいではないか。

仕事を失敗して信頼を取り戻すことは並大抵の事ではないが、あきらめずどんな小さな事も一所懸命にやっていればいつか信頼は向こうからやってくると思う。取り戻せると思う。
僕はそういう人間なのだ。

 

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一歩ずつ

一歩ずつ歩いて行くことが僕が今やらなければいけない事である。
多少、前会社からの恩恵があるとは言え、僕らは一から始まったのだから。
今ある仕事でもそう、これから見つける仕事でもそう、一つずつ確実にこなしていかなければならない。
失敗もする事もあるだろう。
その失敗を糧にして、より良く進んで行かなければならない。
それが僕らの今の課題である。

独立をして特に思ったこと。
やはり「信頼」である。
人とのつながりを大切にし、信頼を失わず、一歩ずつ歩いて行くこと。

今はまだこなさなければいけない課題があり、もう少しすれば
新しい事に挑戦できるだろう。

時は待っていてはくれない。
取り残されては全ては終わる。
僕らは取り残されぬ事亡く、前へ上へと進んで行かなくてはならない。

たまには失敗するが、僕は二度とその失敗は繰り返さない。
そうでなければ信頼など付いては来ないのだから。

この先のまだ見ぬ信頼を求めて、僕らは日々歩き続けているのだ。

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