6年目に起こった出来事

お盆休み前に、独立時から一緒にやってきた社員が退職した。独立前の会社から一緒だった社員だ。
かれこれ8年くらいの付き合いである。

僕が以前の会社で制作部を任されていた時に入社し、まだ僕にも余裕があった時期で、いろんなことをその会社のために行っていた時期だった。
だからいろんなことに目が行き、社内のいざこざにも僕は僕の部署が巻き込まれるのが嫌で、いろいろ手回しして、何も起こっていないように僕の部下には感じるようにしていた時期だった。

その時は、僕が築いていく世界が、どんどん僕の思い通りになっていって、とても有意義でやりがいがある時期だったのである。

そこからどんどん会社は悪い方向へと行き、しまいには僕が独立しないといけない状況になっていった。
僕が独立を決めた時に、迷いもせずに僕についてきてくれるといったのも彼であった。

独立してからは、僕は会社を守るのに精一杯で、一緒に独立した人は、僕と同じ気持ちだと思ってやってきた。
だから、仕事上も妥協せずに、不頑張ってやっていってもらっていると思っていたのだ。
実際、納期や制作期間で、ギリギリのラインで仕事をしていたのはわかっていた。
でも僕は会社を守ることは彼らを守ることだと思ってずっとやってきていた。

今でもそれは間違っていないと思っている。
でも、辞めていくことは、今まで僕がやってきたことが彼らにとって違ったものだったのだろうか。

一歩ずつ築き上げてきたものは、毎年毎年辞めていく人が出てきて、そこで止まってしまう。
新しく入ってきた人は、また一からなのだ。

僕が間違っているのか、間違っていないのか、それは今でもわからない。
それでも、独立当初に一緒に独立した人が辞めるとなると、僕のやり方はやっぱり間違っていたのかと思ってしまう。

また一からやるしかない。
そしていつしかまた入社したいと思える会社にしたいと、僕は辞めていく人を見るたびに思うのだ。
今回は、特にそう思う。
どんな試練が訪れようと、絶対に逃げてはいけない。
逃げたら僕の全ては終わりなのだから。

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