感情移入

僕はドラマや映画の主人公に感情移入し、その主人公の気持ちになり感動し涙する事が多々ある。
見ていてなりきってしまうのだ。
だから、僕に合わない内容だとのめり込めないから、つまらなく思えてしまう。
だから、早送りして2時間の映画が5分で見終える事だってあるのだ。

僕にとって、つまらないと思った事には感情移入できない。
ドラマや映画以外に、スポーツだってそう。ニュースだってそう。
ましてや戦争や災害や悲劇などもそうなのだ。
感情移入できない限り、人ごとになり、モニターの向こう側の話になり、自分にとって非現実になってしまうのだろう。

人だってそう。
どれだけ親身になれるかは、その人に僕がどれだけ感情移入できるかなのだ。
どれだけ手をさしのべようとするのは、その人に僕がどれだけ感情移入できるかなのだ。
できなかったものは、僕にとってドラマや映画と同じ。早送りするだけなのだ。終わりを待つだけ。

僕の精神は、感情移入する事により保たれている。
どれだけ僕が感情移入できる数が多いかで、きっと僕はまともに歩いて行けるのだろう。
できなかった数はできた数より圧倒的に多い。
だからストレスを溜め、僕を蝕んでいくのだ。
だけど、感情移入できた時、僕はどれだけ幸せになれるかは知っている。
だから少しでも可能性を求めて探し続けている。

僕の精神は感情移入を求めている。
女であれ、男であれ、動物であれ、仮想空間であれ。
感情移入出来ないものは、僕を保つに必要ではないのである。
だから、早送りするだけなのだ。終わりを待つだけなのだ。

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