去る人、来る人

去る人。
僕の元から去る人。
去ると決めてから、指折り辞める日を数え、辞める日だけが希望の日となっている。
この状態は辞めざる者は全て同じなのだろうか?

会社を持ち、僕が初めて抱いた残念な結末。
独立してからの早過ぎる結末は、この僕のせいか?
きっと僕はこのせいで不整脈がでるようになり、ストレスに苦しめられる事になった。
原因の一つなのだろう。

僕は悔やんだ。この結果に。この残念な思いに。

でも、この結末には一つだけいい事があったのだ。
この者が辞めることで、僕は新しい希望を見つける事ができる。
だから、その者がいなくなるのは必然で。運命で。
だから、その者が僕を嫌うのであれば、その者を見るたびに思う。必然だと。

僕は独立して変わった。
今回は何も悲しくはない。
今までは、誰かが辞めたりクビになると、僕に心が無くなるくらいに、苦しくて悲しかったのに。
それに比べて今回は何も感じない。
その者が辞めても悲しくはない。なんともないのだ。
社長だからなのだろうか?

来る人。
それよりも、新しく来る人の方が僕はとても大切に思える。
だから去る人はもう忘れた。
もう、僕の人生に僕の心にはもういない。
彼は何だったのであろう?なぜ僕の元にいたのであろう?

そしてまた一人僕の人生にやってきた。
そして始めよう。この僕の志を継ぐ者とともに。
輝ける未来のために。

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