選択の境界線

本当は、以前の会社から独立するにあたり、僕が所属していた制作部全員で
起業できれば良かったのだけれど。
僕の部署は、僕を入れて6人だった。
半分が雑誌広告を担当し、半分がWEBを担当していた。
僕は最初は、雑誌広告を担当し、WEB事業をやり始めると雑誌とWEBどちらも担当し
最後はWEBのみ担当していた。

僕は独立する時に、この6人をどうするか考えた。
結果的に、僕ら4人は退職し辞表を出し辞めたのだが、僕ら6人が分かれても
残った人は、以前の会社を辞めなければ、そしたら変わらずにすむ。

僕は言いように考えたいだけだったのだ。
残してきた者が以前の会社を辞めずにいれば、誰も僕の被害者にならないと思ったからだ。
僕は部署を任された時から、部署に関して、彼らに関して、僕は責任を持たねばならない。
そうずっと考えてきた。
だから分かれる事がどれだけ僕を責めたのだろうか計り知れない。

置いてきたと言われても反論は出来ない。捨ててきたと言われても反論は出来ない。
僕が仕事をしやすい環境を選んだと言われても反論は出来ないんだ。
何を言われたとしても、どう思われたとしても、結局は僕が最終的に選んだのだから。

独立は6人では無理だった。4人でも多い。でも僕の責任を貫くため4人で独立をした。
この結果がどう出るか。それは今は分からない。
でも僕はとてもいい結果になるだろうと予想する。
この4人は、今まで社員として働いた全てを捨てて来たのだから。

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