時代

中島みゆきの「時代」。
僕が京都にいた頃から耳にしていたが、アイドルが好きだった年頃だった僕は聞かなかった。

東京に上京してバイトをしながら生活していた頃、中島みゆきを聞き始めたのだが、当時流行っていた「あした」から聞き始めたから、あまり昔の曲を聞かなかった。

もちろん、ファンだと言っているくらいなので、古い曲も聞いてはいたのだが、あまりにも有名な曲だったことと、聞かなくてもフレーズは分かったし、この曲を耳にし過ぎて飽きていた感もあり、それに当時は歌詞に共感せずにこの曲をスルーしてしまっていた。

だが、今僕はこの歌の意味がわかるようになった。
やっとだろうか。

この曲は、この歌詞は壮大過ぎて身近に感じる事が出来なかった。

幾つもの挫折を経験してこそ、この歌の本意が分かるのだろう。
幾つもの年月を生きてきたからこそ分かるのだと思う。

どんな人でも、その人の人生に当てはめて聞く事が出来る。

「時代」は伝えている。
例えどんなに悲しい今でも、いつか振り返り笑いながら話せるのだと。
だから、くよくよせずに今日の風に吹かれましょうと。

笑って話せるその日まで、何度倒れても生まれ変わり出会い歩き出すのだと。時代は良くも悪くも周りながら。

この曲の意味がやっと分かったなら、僕は次に向かっているのだと感じるのだ。

今度機会があったら歌ってみよう。
人それぞれの時代があるはずなのだから。

カテゴリー:社長ブログコメント(0)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントフィード

トラックバックURL: https://takanix.com/wp-trackback.php?p=1434