過去の栄光
2012年6月24日 9:55 PM
どんな場所にでも衰退は訪れる。
一つの事が長く続くわけなどない。
どんなに流行っていても終わりはくる。
終わりが来てから慌てても、もうどうしようもない。
状況を見極め、幾度となく手を打ち、変化に対応出来なければ、何を今までやってきたのだろうと後悔をする。
残れないのだ。
消えてしまうのだ。
一つが終わるだけで全てが終わるわけではない。
一つが順調な時にまた一つ、一つが廃れる前にまた一つ。
一つが終わった時に、以前廃れたものを作り直して新しい一つとする。
そうやって、衰退と再生を繰り返し、時代とともに歩んでいくのだ。
一つしかないなら危ない話だ。
それが終われば全てが終わってしまう。
どうして何も手を打たなかったのかと後悔しても後の祭り。
いろんな手を打っても駄目だったのなら、スキルと運のなさに諦めよ。
驕れる者久しからず。
過去の栄光として諦める者は、再生はできない。
何も護れない者には再生はない。
「過去の栄光」
淋しくて悲しい言葉だ。
もしも、その言葉にすがっているなら尚更切ない。
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