傍観者

僕が独立する以前と独立した後とで、明らかに変わった事の一つは責任。

責任と言ってもいろいろな責任はあるのだが、仕事に対する責任が全く変わったのだ。

もちろん、以前も引き受けた仕事は最後までやり通す。
何かトラブったとしても必ずや解決するようにしていた。

だが、僕一人が仕事量が増えて帰宅が遅くなっていた時、同じ時間から出勤してるのに何故に僕だけがと思う事も多かった。

定時ですぐに帰る者や遅く出勤する者は不公平だと思っていた。
僕より給料が高いのは何故なのか。
何を判断材料にして経営者は決めているのか。
役員は社員より仕事しなくてもいいのか。
長く働いているからか、気に入られているのか。
特に要らないものに何もせず守り続ける事が理解不能だったのだ。

そう、僕はわからなかった。
わかりたくはなかった。

まず、僕の経営者となり、この納得のいかない事や不公平な事からの離脱から始めた。

見てみぬふりや一部の内緒話。
ほったらかして見捨ててもいいのだが、僕の信念は傍観者にはならない事。

今までで僕が理解し難い事や納得出来ない事を反面教師にしている。
今思えば良い手本だ。
最高の手本になっているのだ。

良い見本は山ほどある。メディアで数多く知り、尊敬し見習おうとする。
悪い見本は実際に体験しないと知る事はない。
だから、悪い見本こそ最善な成長の糧となるのだと思う。

僕が知る数多くの傍観者たち。
僕は傍観者にはならない。
傍観者は何も利益がない。
傍観しているだけでは、何一つ真実を知る事はないからだ。

カテゴリー:社長ブログコメント(0)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントフィード

トラックバックURL: https://takanix.com/wp-trackback.php?p=1704