人生を変えた趣味

僕は何に対しても食わず嫌いが多過ぎるのは分かっている。

食べ物、生き物、見るもの、聞くもの。
勿論、本当に嫌いなものはいっぱいあるが、やった事もないものを周りからの情報と僕の好みとで嫌いだと思ってるものもある。

いざ好きになると人生をも変えるものもあった。

「Mac」
僕は子供時代から任天堂が大好きで、発売されたゲーム機は全て持っている。
任天堂以外でも、セガやソニーと流行ったゲーム機は持っていて、ゲームが趣味だったので、ゲームをしない日はないくらいに遊んでいたのだ。

パソコンには興味がなく、高い金を払って買う必要はなかった。
当時はまだまだパソコンを持ってる人も少なかったから。
それに、日本でもパソコンシェアで圧倒的だったWindowsならまだしも、シェアも少ないMacなど手にする事はなかった。

独立する前に16年働いていた会社。
そこでMacを手にして好きになった。
その会社がWindowsだったなら、今ではWindowsを使っていたかもしれない。
それが運命かMacだったのだ。

Macと出会わなければ、今の僕への連鎖はなかったと思う。
デザイン、DTP、インターネット、モバイル、Web、プログラムなどには至らずに僕は独立もしなかっただろう。

最初に僕の人生を変えたのが、Macだった。

「洋楽」
言葉も分からない海外の音楽は断固として聞かなかった。
言葉がわかる日本の歌、特に同世代で流行っている歌謡曲を聞いていた。
洋楽は、日本のドラマの主題歌になって売れた曲しか聞かなかった。

それが、洋楽を聞き始めてからはライフスタイルが変わり、USAを主体にジャンルを問わず聞きまくった。
日本だけではなく、世界に目を向ける事を知った。

ニュースも雑誌も音楽も日本だけだった僕が、英語に興味をもち海外に興味を持ったのが一番でかいと思う。

今ではほぼ邦楽は聞かない。
洋楽で僕の間口は相当広がった。
あらゆる良い意味で。

「三国志」
歴史ものは、もともと日本でも興味がなかった。
それが海外などもっと興味がない。
亡くなった人の話には何一つ興味はなく勉強でも社会、歴史、地理は大嫌いだった。

それにアジアに興味もなく、特に反日の国は気にかける事もなかった。
どれだけ周りに面白いからと三国志を勧められても無視したのだ。

だが、好きになってからは、史実の出来事に興味をもち、数多くの武将や軍師の生き様に涙し、数々の僕の決断や思想・理想に影響を与えた。

言葉に感動し勇気づけられている。
尊敬する諸葛亮に出会えた事が、オーバーではなく、人生を変えた出会いだったのだ。

そして今、また僕の人生を変えるかもしれないものがある。
最初は、大嫌いだった。
テレビで見るのも全く興味がなかった。
なぜ、あんなに面白くなく派手さもなく、地味に地道なスポーツだと思っていた。

フルなんか絶対に無理。というか絶対に嫌だったのに。

今年の誕生日から始めた「ランニング」。
折れない心を、諦めない精神を、辛くて苦労して走り終える感動を、次は僕にくれるのだろうか。

まだ、始まったばかり。
途中でやめてしまうかもしれないから、まだ人生を変えたとは言わない。

だが、必要な時に人生を変える趣味は訪れる。
ペースを落とさず、走り続ける事が僕に今必要なのだ。

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