僕が一番怖れていた日
2011年7月18日 11:10 PM
最近の地震や原発で恐怖はメディアから伝えられている。
怖い事だらけだ。
僕にも以前は怖い事があった。
絶対に来てほしくないとずっと思ってた日があった。
それは家族としてずっと一緒にいた猫のルナの死。
7年前にもう一匹飼っていたヒマラヤンのアヤが亡くなり、それまでは感じなかった死というものが身近に感じてしまった。
僕より長く生きられる事はない。
長く生きたとしても、20歳だろう。
そう思ってはみたものの、僕はその日がとても怖かった。
ルナが亡くなる日が。
亡くなるまでの15年間。僕はルナがいてくれて頑張って来れたのだ。
一年半前の元旦にルナは亡くなった。
僕が怖れていた日がきてしまった。
僕は今まで感じた事のない苦しみを味わった。
僕はもう怖いものは何もない。
死すら怖いとは思わない。
これも僕に与えられた試練だろうか。
僕が怖いと思えるものにいつか出会えたら、その試練は乗り越えたと言えるのだろうか。
ルナを亡くしたあの日から、僕には怖い事がなくなった。
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