受注者
2013年5月9日 11:45 PM
仕事には、受注者と発注者がいる。
受注者は、発注者から仕事を受けるので立場的には下である。
数ある会社の中から発注者は僕らを選んで依頼をしてくれる。
これは奇跡を通り越し、幾万の中の出会いであり、ありがたい話である。
僕らは依頼されたのであれば、精一杯仕事を実行するだけだ。
どんな仕事であろうと、僕らを選んでくれた事に変わりない。
だから、喜んでもらいたいために僕らは仕事をする。
失敗する事もある。
思うように進まなかった事もある。
ダメだったとしても、そこで諦めるかによって未来は変わるのだ。
ダメなら何があろうと僕らの受注者の責任もあるのだ。
だから、注意深く物事は進めないといけないのだ。
受注者は大変だ。
一つの失敗が命取りになる。
些細なジレンマが命取りになるのだ。
それを経験した者は皆思うだろう。
いつかは発注者になるのだと。
受注者より遥かに楽だろう発注者はと。
どんな立場でも楽などないのだ。
発注者になったら、それだけのリスクはあるのだ。受注者以上に。
それでも僕は何年か先には発注者でいたい。
どれだけリスクがあり、どれだけ大変だとしても。
それが僕が独立した理由であるから。
それが僕を慕う者の幸せであるから。
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