小説「悪の経典」

去年、映画を見に行った後、久しぶりに小説を読もうと文庫本上下巻を買ったのだが、読まずに置きっ放しにしていた。

先日、Blu-rayが発売され購入して家で見た後、買っていた小説を探し読み始めた。

映画を先に見たし、数日前にBlu-rayを見たばかりなので、蓮見教師のイメージが伊藤英明から離れずに、最後までそのイメージで読んだのだ。

上下巻なので、映画よりも細かい描写で書かれているし、事件の背景や過去もやっぱり面白いのは小説の方だと確信した。

この小説の前に読んだのが、鈴木光司の「エス」で、こちらは完全に小説の方でした。映画は全くの別物でした。

映画版「悪の経典」は、一部設定が変わっていたり、過去の背景を飛ばしていたりはあるのですが、2時間の中で表現するには全部は無理だし、その中でも原作に負ける事なく作られているので迫力もあり面白かった。

久々に読んだ小説は、電車の往復で読んでいたが途中から没頭して楽しい時間でした。

これをきっかけに他で読みたかった小説を読もうと思い、近々買いに行こうと思います。

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