虚しさ

ある一定の時間が経過して、ふと今を振り返る時がある。

忙しく過ぎていく時間の中で、僕は未だ見えない未来のために、日々あくせく働き、今を乗り越え明日へと歩んでいる。
少しの油断が、築き上げたものを壊して行くのも知っている。
だから、未来の目標のために進んでいる。

どうすればいいのか。
次はどうするか。
この問題の糸口は。
そう、まだ来ぬ明日以降のために、頭の中で想像し、シミュレーションする。

そんな中で、ふと一瞬現実に戻るのかもしれない。

何か答えの見えず、出口が見つからない暗い場所にいるような感覚になる。
孤独感に陥り、「何のために」と繰り返す。

僕がやらねば誰がやるのだと、自分に言い聞かせて、
他人のためや会社のためなどではなく、
僕自身の信念のため、志のため、仁義のためにと。

僕はただの世界の中の一個人で、成功者でもなく、ましてや救世主ではない。

でも、いつも僕は思わなければならない。
僕は救世主なのだと。
会社の社長は皆そう思っていると思う。

そうでなければ、会社を経営する事など不可能だ。
才能や運や奇跡を併せ持った救世主でなければ、誰がついて来るのだ。誰が僕に依頼するのだ。

自己暗示だとしても、自分は救世主だと思い続けるのだ。

虚しさはどんな時にも付いて来る。
まずは成功しなくちゃ始まらない。

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