嘘をつく人間は、この世の中数多くいる。
嘘をつかない人間なんているのだろうか?
そんな人間なんているはずはない。
僕も嘘をついて生きているし。

ただ、僕が嫌いな嘘がある。
他人を騙す嘘は、それは嘘ではなく詐欺である。
僕は嘘とは言いたくない事を偽るための手段で、知られたくないことを隠す手段だと思うのだ。
だから、騙して相手を不快にさせるのは詐欺であり、それで死ぬ人だっているのだから。

度を越して、嘘をつき続けるのは、信頼を捨ててるのと同じ。
間違えたなら、それを認めて受け入れ訂正するのが正義というものだ。
正義じゃない人間は僕は嫌いだ。

たとえ周りがいい人だと言われる人がいる。
信じあって交わした約束を長年忘れていたなら、それは嘘であり、それを嘘だと思った瞬間はどれほどの罪なのか分かるだろうか。
後から忘れていたでは済まない事もある。

自分自身を偽り嘘をつくのは悲しい事だ。
自分にだけは正直であってほしい。
僕は人が嘘をつくたび、その人から一人づつ去ってゆくんだと思う。

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