記念日
2011年10月5日 9:30 AM
今日は、生きていれば17歳になるルナの誕生日である。
去年亡くなったのだが、僕は去年の誕生日も祝った。
死んでしまったら、もう誕生日を祝うなんて事しないと思う。
でも僕は、ルナ以外でも亡くなった人の誕生日は覚えていて、その日になったらお祝いをする。
誕生日は、この世に生まれてくれた日。
生まれなければ出会う事すらなく、心の中に残っているはずもない。
だから僕は、僕にとても関わった人や猫の誕生日は今も忘れない。
僕を育ててくれた祖母と祖父、叔父、母親、ルナそして7年前に亡くなったアヤ。
僕は毎年、誕生日が来たら、写真に向かい言葉をかける。
「ありがとう」「おめでとう」と。
亡くなった時点で誕生日は記念日となり、その記念日が来たら僕は感謝をすると決めているのだ。
出会えてくれて、側にいてくれて、命を感じさせてくれて、ありがとうと。
僕が死ぬ日まで、記念日は忘れない。何度も何度も僕は感謝をする。
誕生日とは特別であり、亡くなってからも消える事はない。
僕は「記念日」として、覚え続けるのだ。
記念日は僕にとってはそんなに多くはなく、6日しか今はないが。
もう二度と会うことはない分、僕は記念日を祝いたい。
直接伝える事は出来ないが、僕が死ぬ日まで感謝をし続けよう。
今日はルナの記念日。
生まれてくれてありがとう。
コメント
ルナちゃんは本当に幸せ。
2011年10月5日 11:05 AM | 叶屋
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