一年未満の退職者

残念だけど、これは事実だ。
終わったことに、決まったことに何も意見する事すらない。
ただただ、僕の思想を理解できない人物が生まれたことが残念でならない。

未来を思い描いて、以前の会社から飛び出したのだと信じていた。
自分たちの現状を打ち砕こうとして、全てを壊して決心したのだと思っていた。

僕と独立した3人は、僕のこの決心を理解し同意したのだと思っていたのだ。

だから僕は生涯裏切らないという仁義を誓ってまでも、彼らを導いたと思っていたのに。
僕の思いが強すぎたのか、未来が重すぎたのだろうか?
人が辞めるには、それだけの理由が必要だ。
何かがなければ辞める事などしないだろう。

以前の会社を思い出した。
僕も同じようにして辞めていったのだろう。
いい気はしなかっただろうな。
社長になってやっと分かったんだ。
これだけ辞めたいと思う人物を作り出した事に対しての失望というものを。

一年未満に誰かが辞めるとは想像すらしていなかった。
僕の過信だったのだろうな。
辞めて行く者は、僕にとって要らない者。
一人、信じようと決めていた者が、要らない者へと生まれ変わった。
これはきっと僕の責任だ。
その者を要らない者として生んだ事に対する僕の責任だ。

これは僕の社長人生の中で必要な事だったのだろうか?
せっかく信じようという者が現れたと思っていたのに。
この8ヶ月で、ざまあみろと思う奴もいるだろうな。

こんなところで止まってはいられないさ。
これを糧にして僕は進むのだ。
どんな事すら、こんな事すら糧にしてやるんだ。
そして大きくなるのだ、人生は一度だけだからさ。

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コメント

  • さらなる発展を一緒にめざせる人材が見つかるとよいね^^

    2011年11月23日 2:09 PM | 叶屋

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